衛生士と歯科医師とで嚥下体操を行っている風景です。
※プライバシー保護のため写真の画素数をおとしています
嚥下(えんげ)とは、”飲み込み”のことを意味します。
高齢者の方で食べたり飲んだりする時に、むせたり咳き込んでしまう方が多いのは、加齢と共に嚥下”飲み込み”機能が低下してしまい、普通は食道へ行かなければいけない食べ物や飲み物などが、気管へ入り込んでしまうためです。
嚥下体操は、嚥下”飲み込み”機能にかかせない舌や、お口や首の筋力を鍛えるための体操です。
体の筋力も鍛えなければどんどん衰えていくように、嚥下機能に必要な筋力も鍛えなければどんどん衰え、飲みこむことが困難になってしまう場合があります。
また、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の予防にも役立つと言われていますので、お食事前など生活リズムに取り入れ、日頃から継続して行うと良い結果が付いてくるといわれています。
歯科医師 柳澤